8月に入り、夏休みも中盤に入ってきましたね。旅行や帰省、お出かけの予定を立てているご家庭も多いのではないでしょうか。
みなさんこんにちは、まえだ小児科医院の院長の前田です。
お盆休みの時期は、当院を含め、地域のかかりつけ医療機関がお休みになるケースが多くなります。市川市・行徳・南行徳・浦安エリアにお住まいの保護者さまにとっては、「子どもが急に熱を出したらどうしよう」「旅行先でケガをしたらどこに相談すればいいのだろう」と不安に感じることもあるかもしれません。
もちろん、体調を崩さず元気に過ごせることが一番ですが、子どもの急な発熱や腹痛、嘔吐、ケガは、予定どおりにはいきません。特にお盆期間中は、普段受診している小児科やクリニックにすぐ相談できないこともありますので、事前に「困った時の相談先」を確認しておくことが大切です。
お盆休み前に確認しておきたいこと
まず確認しておきたいのは、かかりつけ医療機関の休診期間です。お盆休みは医療機関ごとに休診日が異なります。普段通っている小児科、耳鼻科、皮膚科、歯科などのホームページや院内掲示を確認し、いつからいつまで休診なのかを把握しておきましょう。
また、お子さまが持病で薬を飲んでいる場合や、喘息、アレルギー、便秘、湿疹などで継続的に治療している場合は、薬が足りなくならないかも確認しておくと安心です。帰省や旅行の直前になって慌てないよう、必要な薬やお薬手帳も早めに準備しておきましょう。
急な体調不良のときは、まず症状の重さを見ましょう
お盆期間中にお子さまが体調を崩した時は、まず落ち着いて全身の様子を見てあげてください。熱の高さだけでなく、水分が取れているか、おしっこが出ているか、呼びかけに反応するか、呼吸が苦しそうではないかを確認することが大切です。
- 水分がほとんど取れない
- 半日近くおしっこが出ていない
- ぐったりしていて反応が弱い
- 呼吸が苦しそう、顔色が悪い
- 何度も吐いている
- けいれんがある
- 強い頭痛や腹痛を訴える
このような症状がある場合は、早めの相談や受診が必要です。特に、呼びかけへの反応が悪い、けいれんが止まらない、呼吸が苦しそう、大きなケガや出血があるなど、明らかに緊急性が高い場合は、迷わず119番に連絡してください。
病院に行くべきか迷った時の相談先
「救急車を呼ぶほどなのか分からない」「夜間に受診したほうがいいのか迷う」という時は、千葉県の救急安心電話相談「#7119」を利用できます。看護師などが相談に応じ、必要に応じて医師に確認したうえで、受診の目安を案内してくれます。
小さなお子さまの夜間の急病については、こども急病電話相談「#8000」もあります。夜間に子どもの具合が急に悪くなった時、すぐに受診したほうがよいか、自宅で様子を見てもよいかを相談できます。
浦安市にお住まいの方は、浦安市民専用の「けんこうUダイヤル24(0120-24-9250)」も案内されています。急な病気やケガで対処に困った時、夜間や休日に診療している病院を知りたい時などに相談できる窓口です。
行徳・南行徳・浦安エリアでの休日・夜間診療について
市川市には、市川市急病診療所があり、夜間や休日などの急病患者に対して応急処置を行っています。必要に応じて当番病院などへ転送する体制も案内されています。
浦安市には、浦安市急病診療所があります。夜間や休日の急病に対する初期治療と応急処置を行う施設ですが、症状や年齢によっては他の医療機関を案内される場合があります。受診の際は、事前に電話や公式情報で確認してから向かうようにしましょう。
切り傷、骨折、やけど、頭を強く打ったなどの大きなケガの場合、通常の小児科や急病診療所だけでは対応が難しいこともあります。受診先に迷う場合は、#7119や119番、各自治体の救急相談窓口に確認してください。
旅行や帰省先にも、保険証類は必ず持っていきましょう
お盆休みに旅行や帰省をする際は、健康保険証やマイナ保険証、資格確認書、子ども医療費助成受給券、お薬手帳を忘れずに持っていきましょう。旅行先で急に受診が必要になった時、これらが手元にあると受付や診療がスムーズになります。
特に、お薬手帳はとても大切です。普段飲んでいる薬、過去に合わなかった薬、アレルギーの有無などを医療機関に伝える助けになります。帰省先や旅行先では、普段のお子さまの様子を知らない医療機関を受診することになりますので、情報をまとめて持っておくことが安心につながります。
まとめ|お盆休みは「事前の確認」が安心につながります
お盆休みは、家族で楽しい時間を過ごせる大切な時期です。その一方で、かかりつけの病院がお休みになり、急な体調不良やケガの時に慌てやすい時期でもあります。
市川市・行徳・南行徳・浦安エリアにお住まいの保護者さまは、かかりつけ医の休診日、休日・夜間の相談先、急病診療所の情報を事前に確認しておきましょう。そして旅行や帰省の際には、保険証類とお薬手帳を忘れずに持っていくようにしてください。
「これは様子を見てよいのかな」「今すぐ受診したほうがいいのかな」と迷った時は、一人で判断せず、電話相談や救急窓口を活用してくださいね。まえだ小児科医院でも、診療日にまたお子さまの体調についてご心配なことがあれば、いつでもご相談ください。