『インフルエンザA型 変異株 サブクレードK』にご注意を!

『インフルエンザA型 変異株 サブクレードK』にご注意を!

こんにちは。まえだ小児科医院院長の前田です。
連日、気温差が大きく体調を崩しやすい季節となりました。最近、保護者の皆さまから「インフルエンザがまた流行しているって本当ですか?」「変異株って心配です…」といったご相談をいただくことが増えています。
今日は、いま特に注目されているインフルエンザA型の変異株について、やさしい言葉で丁寧に解説していきます。お子さまの安心につながる情報となれば幸いです。

インフルエンザの「変異株」とはどういうもの?

インフルエンザウイルスは毎年のように姿を変えながら流行を繰り返す性質があります。数年に一度、大きく変化したウイルスが現れると、感染力が強くなったり免疫が効きにくくなったりする可能性があり、それがいわゆる「変異株」と呼ばれます。

最近の調査で分かったこと

最新の解析では、A型H3N2の41検体中40例から「サブクレードK」と呼ばれる変異株が検出されています。これは非常に高い割合で、いま流行しているタイプが多くこのサブクレードKである可能性を示しています。

このことから、今年のインフルエンザは特に広がりやすい特徴があると考えられており、家庭や学校、幼稚園・保育園などでの感染対策がこれまで以上に大切になってきます。

インフルエンザA型変異株の主な症状

症状そのものは従来のインフルエンザと大きくは変わりませんが、体調の変化が急で、症状の幅に個人差が大きい印象があります。

  • 突然の高熱(39℃以上になることも)
  • 強い倦怠感・ぐったりして動けない
  • のどの痛み・鼻水・咳
  • 食欲の低下
  • 腹痛・吐き気・嘔吐を伴うケースも

特に小さなお子さまは「症状の訴え」がうまくできないため、発熱やぐったりしている様子が見られたら早めの受診をおすすめします。

どうやって感染するの?家庭で気をつけたいこと

感染経路

  • 咳・くしゃみなどによる飛沫感染
  • ウイルスのついた手指が目・鼻・口に触れることでの接触感染
  • 家の中での共有物(タオル、コップ、スプーンなど)を介した感染

特に兄弟姉妹がいるご家庭は、感染が広がりやすい傾向があります。家庭内でできる範囲で構いませんので、感染予防の習慣づけが安心につながります。

家庭で気をつけたいポイント

  • 帰宅時の手洗い・うがいの習慣
  • 家族同士のコップやタオルの共有を避ける
  • 十分な睡眠と栄養で免疫を維持
  • もし症状がある家族がいる場合は、マスク着用や部屋の換気を意識

完璧に対策することは難しいと思います。「できる範囲で無理なく」が基本で大丈夫です。

症状が出てしまった時の過ごし方

発熱時は、体がウイルスと fight(戦う)しているサインです。快適に休める環境を整えてあげましょう。

  • 水分はこまめに。ゼリーやスポーツドリンクも有効です
  • 食事は無理に食べなくても大丈夫。飲めていればOKです
  • 汗をかいたら着替えを。体力消耗を抑えます
  • 高熱が続く・ぐったりする・呼吸が苦しそうな場合はすぐ受診

市販薬の使用については迷われる方が多いですが、お子さまの場合、大人と同じ薬が適切でないケースもありますので念のため医療機関に相談していただけると安心です。

検査と治療について

インフルエンザ検査は、鼻の粘膜を綿棒で採取し、検査機器でウイルスの反応を確認する流れです。結果によって抗インフルエンザ薬を使用するか判断します。

治療薬は発症後48時間以内に使用するほど効果が高いとされていますので、「様子を見すぎてしまう」よりも、「少し早めの受診」で安心につなげることができます。

まとめ

インフルエンザA型変異株は、特にサブクレードKと呼ばれる型が多数を占めており、感染の広がりが懸念されています。ただし必要以上に恐れることはありません。ご家庭での感染対策と、体調の変化を見逃さないことが何より大切です。

インフルエンザの検査は検査後15分ほどお待ち頂ければ結果は即日出ます。
ぜひ行徳や妙典、南行徳周辺ですぐに検査結果を知りたい患者様がいらっしゃいましたら、お気軽にご来院ください。

この記事の編集者

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まえだ小児科の院長の前田正人(まえだまさと)です。 当サイトの記事は私が執筆・監修をしております。 何か気になる点がありましたらお気軽にお問い合わせください。

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